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何のために仕事してんだっけ?何のためのキャリアだっけ?
と考えすぎな方々とすぐにモノを忘れるおっちょこちょいの自分に向けて、 成功の状態を確認してみましょう。 成功の定義とは! To laugh often and much; To win the respect of intelligent people and the affection of children; To earn the appreciation of honest critics and endure the betrayal of false friends; To appreciate beauty, to find the best in others; To leave the world a bit better, whether by a healthy child, a garden patch or a redeemed social condition; To know even one life has breathed easier because you have lived. This is to have succeeded. これは米国の詩人エマソンの作品と一般に言われています。 一般に、というのは実は記録がないらしく誰が詠んだものか正確にわからない ためです。まあ、誰の作品にせよ、何だか妙に腑に落ちませんか? 僕ははじめてこの詩を読んだとき、「成功って意外と今手に入れようと思えば できるんじゃね?」と思いました。なぜならエマソンの成功の定義は、外部の 何かに頼るのではなく、ほぼ自分の意識と行動を変えることで手に入れられる モノばかりだからです。いやー良いことを知ったと興奮しました。 でも、、、忘れるんですよね。たいてい次の日に(僕、寝つきもものすごく いいもので)。だから節目節目で読み返してます。 こういうシンプルな定義を忘れないでいれば、とてつもない選択ミスは人生に おいて起こらないと思うのです。よくビジネススクールのケースで出てくる ような、キャリア追求のあげくに起きる悲劇とか笑。 シンプルに生きたいですね。 少しでも参考になれば。 クリックで応援お願いします! #
by sunafkin555
| 2013-01-20 22:10
| MBA
今日は昼に某新聞の記者さん達とランチ。特に取材というわけではなかったのだが、記者の一人が留学時代の友人で、彼女が僕の話をデスクによくしており、デスクの方が僕に興味を持ってくれたようで、ぜひとも会いたいという申し出をもらったのだった。デスクのTさんは50歳とは見えない若い出立ちの方で、ベテラン記者という空気も感じさせず、ついついリラックスして話し込んでしまった。今から考えてみれば、さすが熟練の記者さんということか。
話はスペイン/欧州の経済事情や若者に始まり、外から見る日本、日本の格差社会、年功序列社会、キャリア教育など多岐に渡った。聞いていて面白かったのは、新聞記事の評価方法。つまり紙面のクオリティを向上させるためにどういうPDCAサイクルを回しているのかという質問をしたのだが、基本的には他紙との比較において、どういう要素があって/なかったのか、という点を編集が評価しながら改善に努めるというモノらしい。つまりそこに生活者からの反響/評価があまりはいっていない。だから勘にたよった編集方針が未だまかり通っているということなのだ。理想を言えば、社内/競合/生活者の3つの軸で記事評価を行い、改善に努めていくべきなんだろうけど。現場の方々は大変だなあと思いつつ、何か日本の新聞社が抱える問題を垣間みた気がした。 一方、新聞紙の記者というのは、どんなにグローバル化が進もうとも必要な職業だ。たとえ紙がタブレットに置き換わろうとも、彼らの持つ取材力と編集力は代替がきかない。今後は自分たちの持っている強み/アセットが何なのかをいち早く見定め、それを育てる努力をした新聞社が生き残っていくのだろうと思う。 お互いマスコミ業界の人間ということもあり、こんな業界話もしつつ、話はちょうど友人の記者が書いている30代の今に迫った連載記事に移った。30代といっても色々な人間がいる。いわゆるキャリアを選べる人間なんて例外的な存在で、地方に留まり特に上を見ることなく平穏な生活を営んでいる30代もいれば、契約社員としてしか職が得られず先が見えない30代も多い。そんな社会をどうしていけばよいのか?一部の能力に恵まれた人達を優遇する社会がよいのか、誰かが言った失敗者を出さないような「最小不幸社会」がよいのか。ごまかしがきかない所まで来ているんだろうな、という感じ。 個人的な考えを言うと、どちらでもない、バランス、黄金の中庸を目指すべき、ということになる。ただ、徒競走で全員手をつなぎながら同着で喜ぶ、という光景は自然じゃないので、「機会は平等に」「結果は不平等でかまわない」でよい。機会というのは、どれだけの人間が自分たちのキャリアについて頭を悩ませ、「選ぶ」という機会を得てきたのか、という話。 正直、未来の道や成功なんてほとんど運で決まると思う。それはキャリアについてウダウダ悩み、考え、動いた連中はだいたい気づいている。やってみるとわかるのだが、人と会ったり、人と違うことをすると、自分の未来を決める幸運に出会う「確率」をあげられるのだ。だから「どちらに走り出せばよいのか」という方向を決めるという意味でも、キャリア教育ってのは超重要。方向も決まらないと、走れないから。 自分の将来を思い描き、分からないなりに方向を定め動くことで、結果うまくいってもいかなくても、自分の今いる道に納得感を得たり、何かしら自分の将来を決める縁に出会ったりするものだ。スタンフォード大学のジョン・F・クランボルツ教授はこれを「計画された偶然性理論」と呼んだ。 最近、義務教育においてもキャリア教育を行うという話が文科省より発表されていたが、なんでもっと早くやってくれなかったの!という感じです笑。なぜなら世の中がグローバル化することで、ローカルにしかできない仕事とグローバルで代替がきく仕事とが明確になってくるからです。自分がどのマーケットで戦うのか、知った上で覚悟をもてばいい。それには社会に出てからじゃ遅すぎる。そして何よりも、自分が自分の人生を選び、作り上げているんだという意識は持つのに、早すぎるということはないと思います。 結果はなんであれ、自分がやることやったと言い切って人生終えられるかどうかが一番重要なことなんだと思います。 クリックで応援お願いします! #
by sunafkin555
| 2013-01-18 10:22
| MBA
よく友人からスペイン人ってどんな感じなの?スペインって経済やばいんだよね?という質問をうける。これにはいつも回答に苦しむのだけど、僕が接している友人やバルセロナの雰囲気から、個人的な印象を記しておこうと思う。
まずスペイン人ってどんな感じなの?という超漠然とした質問。 ⇒わからん 日本人ってどんな感じなの?という質問と同様、平均値で語ってもたいがい「そうも言えるよね」という程度のオチにしか辿り着けません。特にスペインの場合、日本以上にそれが顕著。なぜならスペインは17個の自治州から成り立っていて、各地域が独自のカルチャーを形成しているからです。例えばバルセロナがある地方はカタルーニャ地方と呼ばれ、スペイン語とは別の独自の地域言語(カタルーニャ語)を公用語としています。スペイン北部のバスク州も独自の地域言語を持ち、元来、分離志向も強く、独立派の過激なテロリスト組織もあると言われています。スペイン南部はイスラム圏の侵攻もあって街並みからして明らかに他のエリアとは違う色を持っています。要はバラバラの地方が合併してできたのがスペインという国ということです。よって、その国民性においても、一言では語りにくいというのも理解して頂けるでしょうか。 その象徴として、先日行われたカタルーニャ州の州選挙では、マス州首相が他の地方よりも比較的経済が好調なバルセロナから多額の税が国に徴収されていることに不満を述べ、「州の独立を国民投票によって決める」という公約を掲げたことが話題になりました(結果は与党の惨敗となり国民投票実施はなくなる)。とても国として一致団結しているとは言い難いのです。 おそらく一般的に日本人がスペイン人に抱いているイメージは、「ラテン。ペネロペ。パッション。オープンマインド」といったものでしょう。おそらくこれが当てはまるとすれば、織田裕二の映画でも有名になったアンダルシア地方、つまり南スペインかと思います(ペネロペ=クルスはマドリッド出身のようですが)。僕もグラナダ、セビーリャと旅行をしましたが、人の温かさやフレンドリーさは他の地域では見られないものを感じました。でもビジネスをする相手としては最悪と言われます笑。 一方、カタルーニャ人(バルセロナ)の印象で言うと、そういう典型的なスペイン像は当てはまらず、意外と保守的、商売気質でしっかりしているという感じです。「保守的」という点は日本と非常に似ていて、独自のカルチャーの色が強すぎて外からのカルチャーの受け入れが遅れているということです。例えば、単純に英語をしゃべれる人間が少ないことや、地元のネットワークに外から来た人間が入りづらい(当然カタルーニャ語がしゃべれないとスペイン人ですら入れない)、映画館のほとんど全てが完全吹替え版になっている等。特に完全吹替えというのは、日本ですらほとんど見かけないものなので驚きました。もちろん字幕版の映画を流しているところもありますが、バルセロナ市内で1〜2館というところです。カタルーニャ州の地域言語保護に関する意識は異常なほどに強く、かつてバルセロナオリンピックが行われた時には、スペイン語と並んでカタルーニャ語を大会公用語としたところにも象徴されています。 「商売気質でしっかりしている」という点は、もちろん日本に比べれば「?」な部分はありますが、公共の交通機関も思ったよりしっかり時間通り動いていますし、住んでいて極端に景気が悪いという印象もありません。ちなみにスペイン国内の失業率は現在約25%ですが、化学・自動車・金融サービスなどが盛んなバルセロナ州の昨年3四半期の失業率は22%と国平均を下回っています。日本から来た関西出身の友人が「大阪に似てるかも」と言ってたのが印象的でした。もちろん失業率22%という数字もとんでもないと思いますが、おそらく住んでいてそこまで悲壮感を感じないのは、ブラックマーケットが発達していて、数字には組み込まれていない仕事が存在しているからだと思います。まあ、ただ楽観的という噂もありますが笑。。あの気候の良さを考えるとやむなしという気がします。 最期に、マドリード出身のスペイン人は都会育ちなことも影響しているのか、洗練されていて社交的、それでいて人とつるんで動かない人物が多い気がします。人によってはこれを冷たいと感じる人もいるかもしれません。これは、ロンドンやNY、それこそ東京から来た人間にも共通していることなのじゃないかなと感じます。でも懐にうまく飛び込めるとかなり強い絆を持てるというのも事実。僕のフラットメイトは北部出身でマドリード育ちの人間で、まさに上に描写したような人間でしたが、1年にわたる生活を通じてかなり仲良くなり、マドリードに行った際には家に泊めてもらえるくらいの関係になりました。 と、色々と実体験から思う所を記してみましたが、こういうスペイン人たちも、この不況の中ビジネススクールに来ている上位数%のスーパーエリートだという事実を忘れてはいけません。なので、やはり堂々巡りですが、スペイン人はどんな人?という質問には「わからん」けど「あえて言うと上に書いた感じ。ただし条件つき」というのが今の僕にできる精一杯の回答です。 IESEに入学して、スタディーグループを組むと、1つのチームに最大2人くらいスペイン人が入ってくることがあります。そのときに、同じスペイン人でもこうも出身が違うと性格が異なるのかとびっくりすることでしょう。楽しみにしていてください。 クリックで応援お願いします! #
by sunafkin555
| 2013-01-05 10:14
| MBA
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